CHIKATABI

公開 2026-10-16

ANAシンプル運賃の座席指定は24時間前から|ダイヤモンドでもSFCでも「座席指定の優先」は使えない

2026年10月時点の情報です。

ANAのシンプル運賃は「当日まで座席が選べない」「家族が全員バラバラに座ることになるかもしれない」と心配されることがあります。

結論を先に書くと、シンプル運賃で買った便の座席は、ダイヤモンドでもSFCでも、出発の24時間前から選びます。 当日まで、ではありません。ただし24時間前の時点で並びの席が空いているとは限らないので、心配そのものは大げさではありません。小さなお子さんがいるのであれば、シンプルではなくスタンダードを選んでください。

そして、ステータスがあれば座席はなんとかなる、と思ってシンプル運賃を買っている人へ。座席の優先はステータスではなく、運賃に付いています。

ステータスがあっても、シンプルは24時間前

シンプル運賃の座席は、出発の24時間前から選べます。その時刻にオンラインチェックインをして、そのとき空いている席を選びます。ANAの運賃のページにそう書かれています。

ここまでは知っている人も多いと思います。上級会員の人には、もう1行見てほしいところがあります。

プレミアムメンバーやSFCの人には「国内線座席指定の優先」というサービスがあります。予約するときに、一緒に予約した同行者の分も含めて、希望の座席を優先して選べるサービスです。ダイヤモンドなら、指定できる席の中からどこでも選べます。

ところが、そのサービスのページには「事前座席指定ができない運賃で買った場合は、このサービスの対象外」と書いてあります。シンプルは、まさにその運賃です。だからダイヤモンドでもSFCでも、シンプルで買った便はみんなと同じ24時間前からです。

ステータスが高いほど座席は優先される、と思い込んでいると、出発の前の日になって止まってしまいます。次に乗る予定のANA国内線の予約を開いて、その運賃がシンプルかどうかを見てください。シンプルなら、その便の座席は24時間前に決まります。

座席が要る便は、運賃で選ぶ

座席を先に決めたい便は、シンプル以外の運賃で買います。修行でよく使う3つの運賃を並べます。

項目 シンプル スタンダード 株主優待割引
事前の座席指定 出発の24時間前から 予約時から無料 予約時から無料
上級会員の「座席指定の優先」 対象外 使える 使える
予約の変更 できない 手数料を払えばできる 手数料なしでできる(同じ区間・同じ運賃の中で)
無料手荷物(エコノミー) 1個まで 2個まで 2個まで
アップグレード できない できる できる

株主優待割引は座席も先に選べて変更の手数料もかかりませんが、使うには株主優待の番号が必要です。

運賃で変わるPP

修行で気になるプレミアムポイント(PP)も、運賃で変わります。東京と沖縄の片道をエコノミーで乗った場合です。

運賃 PP(東京〜沖縄 片道・エコノミー)
シンプル 1,477PP
スタンダード 1,774PP
株主優待割引 1,974PP

同じ便、同じ席でも、運賃によって500PP近く違います。計算の中身は、乗った区間の距離に運賃ごとの積算率と路線の倍率をかけて、運賃ごとの搭乗ポイントを足したものです。株主優待割引は搭乗ポイントが400で、スタンダードより多く入ります。

旅そろばんでPPを計算する

ただ、大事なのはPPだけで決めないことです。全部の便をシンプル以外にする必要はありません。座席が本当に要る便だけ運賃を変えればいいのです。

そういう便だけスタンダードか株主優待割引にして、ほかの便はシンプルで行く。運賃の差は便や日によって変わるので、いくら違うかは自分の予約の画面で見比べてください。まずは「この便だけは座席が要る」という便を1つ決めて、その便だけ運賃の差とPPの差を見比べるところから始めると迷いません。

シンプルで行く便の、24時間前の段取り

シンプルの座席は、24時間前にそのとき空いている席から選びます。大事なのは、その24時間前を逃さないことです。

いちばん簡単なのは、予約にメールアドレスを登録しておくことです。予約の確認画面からメールアドレスを登録しておくと、出発の24時間前にチェックインの案内のメールが届きます。メールは見落としやすいので、手帳やスマホのカレンダーにもその時刻を入れておくと確実です。

チェックインが済んだら、次は搭乗券です。

搭乗券の受け取り方 注意
スマホに出すモバイル搭乗券 バーコードだけでなく、便や名前が出ている画面を見せる
プリンターで印刷する 2次元バーコードが入っている必要がある
空港で受け取る オンラインの手続きができなかった場合も、空港のカウンターや自動チェックイン機で手続きできる

締め切りがあります。国内線の搭乗手続きは出発の20分前まで、搭乗口には出発の10分前までに着いている必要があります。保安検査場は時間に余裕を持って通ってください。

家族やご両親と一緒に乗る便、とくにスマホに慣れていない人と一緒の便なら、その人の搭乗券は印刷して渡しておくか、空港で受け取ります。そうしておけば、当日スマホを触らなくても乗れます。ただし並んで座りたい便なら、そもそもシンプルにしないという選び方もあります。

まとめ

ステータスがあっても、座席は運賃で決まります。まずは次に乗る予約の運賃を一度見てみてください。

SFCの制度そのものについてはSFC PLUS/LITE 判定シミュレーターで確かめられます。

判定シミュレーターを使う

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出典

2026年10月6日時点で確認した記載内容です。運賃ルールやプレミアムメンバーサービスの内容は改定されることがあります。最新の内容は必ずANA公式サイトでご確認ください。