ANAシンプル運賃の座席指定は24時間前から|ダイヤモンドでもSFCでも「座席指定の優先」は使えない
2026年10月時点の情報です。
ANAのシンプル運賃は「当日まで座席が選べない」「家族が全員バラバラに座ることになるかもしれない」と心配されることがあります。
結論を先に書くと、シンプル運賃で買った便の座席は、ダイヤモンドでもSFCでも、出発の24時間前から選びます。 当日まで、ではありません。ただし24時間前の時点で並びの席が空いているとは限らないので、心配そのものは大げさではありません。小さなお子さんがいるのであれば、シンプルではなくスタンダードを選んでください。
そして、ステータスがあれば座席はなんとかなる、と思ってシンプル運賃を買っている人へ。座席の優先はステータスではなく、運賃に付いています。
ステータスがあっても、シンプルは24時間前
シンプル運賃の座席は、出発の24時間前から選べます。その時刻にオンラインチェックインをして、そのとき空いている席を選びます。ANAの運賃のページにそう書かれています。
ここまでは知っている人も多いと思います。上級会員の人には、もう1行見てほしいところがあります。
プレミアムメンバーやSFCの人には「国内線座席指定の優先」というサービスがあります。予約するときに、一緒に予約した同行者の分も含めて、希望の座席を優先して選べるサービスです。ダイヤモンドなら、指定できる席の中からどこでも選べます。
ところが、そのサービスのページには「事前座席指定ができない運賃で買った場合は、このサービスの対象外」と書いてあります。シンプルは、まさにその運賃です。だからダイヤモンドでもSFCでも、シンプルで買った便はみんなと同じ24時間前からです。
ステータスが高いほど座席は優先される、と思い込んでいると、出発の前の日になって止まってしまいます。次に乗る予定のANA国内線の予約を開いて、その運賃がシンプルかどうかを見てください。シンプルなら、その便の座席は24時間前に決まります。
座席が要る便は、運賃で選ぶ
座席を先に決めたい便は、シンプル以外の運賃で買います。修行でよく使う3つの運賃を並べます。
| 項目 | シンプル | スタンダード | 株主優待割引 |
|---|---|---|---|
| 事前の座席指定 | 出発の24時間前から | 予約時から無料 | 予約時から無料 |
| 上級会員の「座席指定の優先」 | 対象外 | 使える | 使える |
| 予約の変更 | できない | 手数料を払えばできる | 手数料なしでできる(同じ区間・同じ運賃の中で) |
| 無料手荷物(エコノミー) | 1個まで | 2個まで | 2個まで |
| アップグレード | できない | できる | できる |
株主優待割引は座席も先に選べて変更の手数料もかかりませんが、使うには株主優待の番号が必要です。
運賃で変わるPP
修行で気になるプレミアムポイント(PP)も、運賃で変わります。東京と沖縄の片道をエコノミーで乗った場合です。
| 運賃 | PP(東京〜沖縄 片道・エコノミー) |
|---|---|
| シンプル | 1,477PP |
| スタンダード | 1,774PP |
| 株主優待割引 | 1,974PP |
同じ便、同じ席でも、運賃によって500PP近く違います。計算の中身は、乗った区間の距離に運賃ごとの積算率と路線の倍率をかけて、運賃ごとの搭乗ポイントを足したものです。株主優待割引は搭乗ポイントが400で、スタンダードより多く入ります。
ただ、大事なのはPPだけで決めないことです。全部の便をシンプル以外にする必要はありません。座席が本当に要る便だけ運賃を変えればいいのです。
- 窓側でゆっくり休みたい、長い路線の便
- 家族と並んで座りたい便
- 乗り継ぎがあって、前のほうの席に座りたい便
そういう便だけスタンダードか株主優待割引にして、ほかの便はシンプルで行く。運賃の差は便や日によって変わるので、いくら違うかは自分の予約の画面で見比べてください。まずは「この便だけは座席が要る」という便を1つ決めて、その便だけ運賃の差とPPの差を見比べるところから始めると迷いません。
シンプルで行く便の、24時間前の段取り
シンプルの座席は、24時間前にそのとき空いている席から選びます。大事なのは、その24時間前を逃さないことです。
いちばん簡単なのは、予約にメールアドレスを登録しておくことです。予約の確認画面からメールアドレスを登録しておくと、出発の24時間前にチェックインの案内のメールが届きます。メールは見落としやすいので、手帳やスマホのカレンダーにもその時刻を入れておくと確実です。
チェックインが済んだら、次は搭乗券です。
| 搭乗券の受け取り方 | 注意 |
|---|---|
| スマホに出すモバイル搭乗券 | バーコードだけでなく、便や名前が出ている画面を見せる |
| プリンターで印刷する | 2次元バーコードが入っている必要がある |
| 空港で受け取る | オンラインの手続きができなかった場合も、空港のカウンターや自動チェックイン機で手続きできる |
締め切りがあります。国内線の搭乗手続きは出発の20分前まで、搭乗口には出発の10分前までに着いている必要があります。保安検査場は時間に余裕を持って通ってください。
家族やご両親と一緒に乗る便、とくにスマホに慣れていない人と一緒の便なら、その人の搭乗券は印刷して渡しておくか、空港で受け取ります。そうしておけば、当日スマホを触らなくても乗れます。ただし並んで座りたい便なら、そもそもシンプルにしないという選び方もあります。
まとめ
- シンプル運賃で買った便は、ダイヤモンドでもSFCでも、座席は出発の24時間前から。
- 上級会員の「座席指定の優先」は、事前に座席を選べる運賃でしか使えない。
- 座席が要る便だけスタンダードか株主優待割引にして、ほかの便はシンプルで行く。PPの差もそのときに一緒に見る。
- シンプルで行く便は、24時間前の時刻をカレンダーに入れ、予約にメールアドレスを登録しておく。
ステータスがあっても、座席は運賃で決まります。まずは次に乗る予約の運賃を一度見てみてください。
SFCの制度そのものについてはSFC PLUS/LITE 判定シミュレーターで確かめられます。
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- 【SFC修行 ANA】ANAのLCC化って本当?新シンプル運賃の真実と誤解をぶった斬る!(YouTube)
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出典
- ANA|シンプル運賃 運賃ルール
- ANA|スタンダード運賃 運賃ルール
- ANA|株主優待割引運賃 運賃ルール
- ANA|国内線 運賃ルール一覧
- ANA|国内線座席指定の優先(プレミアムメンバーサービス)
- ANA|国内線 事前座席指定
- ANA|プレミアムポイントについて
- ANA|ミリオンマイラープログラム(SFC会員のプレミアムメンバーサービス継続利用の記載)
- ANA|国内線 オンラインチェックイン
2026年10月6日時点で確認した記載内容です。運賃ルールやプレミアムメンバーサービスの内容は改定されることがあります。最新の内容は必ずANA公式サイトでご確認ください。