JGC家族会員の条件と年会費|夫婦2人ぶんの1,500LSPは要らない
夫婦や家族で一緒にサクララウンジに入りたいとき、2人とも1,500LSPずつ、合計3,000LSPを積む必要はありません。
本会員ひとりのLife Statusポイント(LSP)が1,500以上なら、生計を同じにする家族は、自分のLSPが0でもJALグローバルクラブ(JGC)の家族会員になれます。 家で積むのはひとりぶんで足ります。
ただし、この近道には裏が2つあります。家族会員の年会費が本会員と同じ額になること。そして、家族会員の資格は本会員のカードに乗っていて、本会員が退会すると一緒に終わることです。この記事では、条件・使えるサービス・年会費・誰を本会員にするかの順に整理します。
家族会員の条件:入口は「ひとりの1,500」
JALの決まりでは、本会員の保有LSPが1,500以上の場合、本会員と生計を同じにする次の家族は、自分のLSPがいくつであっても家族会員として入会できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本会員の条件 | 保有LSPが1,500以上 |
| 家族会員になれる人 | 本会員と生計を同じにする配偶者、両親、18歳以上の子 |
| 家族会員自身のLSP | 問わない(0でも可) |
| 使えるサービス | 本会員と同様(一部対象外) |
ここで多い勘違いが「家族で合わせて1,500LSPなら入れるのでは」というものです。これは成り立ちません。LSPは個人の口座に積まれるもので、JALは家族間での合算も相続もできないと定めています。 夫が750LSP、妻が750LSPで、足して1,500LSPという形は入口になりません。
分かれ目は家族の合計ではなく、誰かひとりの口座に1,500LSPが乗っているかどうかです。夫婦それぞれが自分の口座を育てようとすると、どちらも1,500LSPに届かないという、いちばんもったいない形になりがちです。半分ずつ積むより、ひとりに寄せるほうが早く着きます。
積むのは家族全員、口座はひとつ
ひとりに寄せるといっても、ひとりで背負う必要はありません。
JALカードには家族会員カードがあり、家族が家族会員カードで払った買い物のマイルは、本会員のマイル口座に積まれます。LSPも同じ扱いで、家族会員の利用分は本会員のLSPとして貯まります。
つまり家族の買い物を本会員のカードにまとめれば、口座はひとつ、積むのは家族全員、という形が作れます。積む口座と、実際に飛行機に乗る人は別でかまいません。
LSPには有効期限がなく、JALマイレージバンクを退会しない限り生涯積み上がります。家にまだ1,500LSPの人がいなければ、本会員にする予定の人のカードに家族の支払いを寄せて、ゆっくり積めば十分です。届いた時点で申し込めば間に合います。
家族会員が空港で使えるもの
家族会員になると、本会員が一緒にいなくても、自分のカードでJGCのサービスを使えます。同行者を連れて行けるものと、本人だけのものがあるので注意が必要です。
| サービス | 使える範囲 |
|---|---|
| サクララウンジ | 会員本人+同行者1名 |
| 専用カウンターでのチェックイン | 会員本人+同行者1名 |
| JGCエントランス(羽田・伊丹・新千歳・福岡) | 会員本人+同行者1名 |
| 優先搭乗 | 会員本人のみ |
| 無料受託手荷物の追加 | 国内線は重さで+20kg、国際線は個数で+1個 |
たとえば家族会員の妻が子どもと2人で旅行する場合、サクララウンジには子どもを同行者として連れて入れます。一方で優先搭乗は会員本人だけなので、子どもは一緒に先には乗れません。
サクララウンジと優先搭乗は国際線でも同じように使えます。国内線と国際線で中身はほぼ同じで、違いは手荷物の増え方くらいです。
裏その1:家族会員の年会費は本会員と同額
家族カードは安い、というクレジットカードの常識は、JGCでは通用しません。
| CLUB-Aカードの家族会員 | 年会費 |
|---|---|
| JGC入会前(通常のJALカード) | 3,850円 |
| JGC入会後(本会員と同額) | 11,000円 |
年会費はいずれも消費税込みです。通常のJALカードなら家族会員はCLUB-Aで3,850円ですが、JGCに入った後の家族会員は本会員と同じ11,000円になります。夫婦で持てば毎年22,000円です。
これを近道の値段と見るかどうかは、家庭ごとの判断になります。2人ぶんの修行をゼロからやり直す時間と比べれば払う意味はありますが、乗らない年が続くならやめるという選択もあります。
裏その2:資格は本会員のカードに乗っている
JALグローバルクラブの規約では、本会員が退会した場合、家族会員も会員資格を失うと定められています。
家族会員の資格は、家族自身が積んだものではなく、本会員の1,500LSPとカードの上に乗っています。本会員がカードをやめた日に、家族の資格も一緒に終わります。
もう1つ、JALは家族会員のサービスを「本会員と同様、ただし一部対象外」としていますが、何が対象外なのかを一覧にはしていません。気になるサービスがある場合は、JALカードに直接確認してください。
本会員は「いちばん乗る人」より「いちばん長くカードを使う人」
ここまでの決まりを並べると、誰を本会員にするかの考え方が見えてきます。
家族の資格を支えているのは本会員のカードです。だから本会員に置くべきなのは、出張が多い人やいちばん飛行機に乗る人とは限りません。この先いちばん長くJALカードを持ち続ける人です。家計の買い物を担っていて、これからも同じカードを使い続ける人を本会員にしたほうが、家族全員の資格が安定します。
本会員はあまり飛行機に乗らず、乗る人は家族会員としてラウンジを使う。積む人と乗る人を分けるのが、この制度のいちばん素直な使い方です。
申し込みの流れ
申し込みは本会員が行います。
- JALカードの会員サイトにログインする
- 「カードの切替・追加」を表示する
- 「オンラインで申し込む」から手続きする
ここでJGCのCLUB-Aカードへの切り替えと、家族会員の申し込みを進めます。JGCへの入会は原則オンラインです。
申し込む前に、まず家族それぞれのLSPを確認してみてください。LSPはJALのWebサイトかJALマイレージバンクアプリで見られます。あまり乗らない人の口座に、思っていたより多くの実績が残っていることがあります。
出典
- JGC入会資格(JAL公式)
- JALグローバルクラブ(JAL公式)
- Life Statusプログラムについて(JAL公式)
- JALカード 家族会員カード(JAL公式)
- JALグローバルクラブ 規約(JAL公式)
- ラウンジ(JAL公式)
- JGC 空港でのサービス(JAL公式)
- FLY ON ステイタス別サービス(JAL公式)
- Life Statusポイントの確認方法(JAL公式)
2026年9月30日時点の記載内容です。JAL Life Statusプログラムや年会費は改定されることがあります。最新の内容は必ずJAL公式サイトでご確認ください。