CHIKATABI

公開 2026-08-26

Life Statusポイント1,500の次は3,000|マイルが無期限になるのはJGCフォースターから

Life Statusポイント(LSP)1,500は、JALグローバルクラブ(JGC)の入口としていちばん広く知られている数字です。ここに着くと搭乗ごとのボーナスマイルが増え、空港でラウンジの扉が開きます。

ただし、1,500LSPに着く前と後で、何ひとつ変わらないものが1つあります。マイルの有効期限です。

結論:有効期限だけは、250LSPの人と横並び

JALグローバルクラブに入ると、ためたマイルの有効期限が延びます。JGCスリースターの期間中にためたマイルは5年になります。

問題は、この延長を受けられるのがJGC会員だけではないことです。

JMBエリートという枠があります。対象のJALカードを持っている本会員が、250LSPを獲得して申し込みを済ませると、その時点で使える枠です。ラウンジのクーポンが年に何枚か配られる、あの制度ですね。

このJMBエリートの人も、マイルの有効期限は同じ5年です。

250LSPと1,500LSP。この2つは、マイルの有効期限に関してだけは、まったく同じ扱いになります。数年かけて積み上げて、カードを用意して、入会手続きまで済ませてたどり着いた1,500LSP。そこに立っている人と、250LSPでとまっている人が、マイルの持ちに関しては横並びです。

JGCに入ったのに何かが物足りない、という感覚の正体は、たいていここにあります。

これはJALが意地悪をしているという話ではない

誤解のないように書いておくと、これは冷遇ではなく、むしろ逆です。1,500LSPまで行かない人にも早めに恩恵を配る、という設計になっています。

250LSPという数字は、JALカードを使って普通に暮らしていれば手が届く位置にあります。そこにいちばん実用的な特典を置いたのは、良心的な判断だと言えます。

ただ、積み上げている側から見ると話が違ってきます。1,500LSPをゴールに設定していると、着いた瞬間に伸びしろが消えてしまうからです。

有効期限が本当に変わるのは3,000LSPから

マイルの有効期限が無期限になるグレードは、この制度にちゃんとあります。

JGCフォースター。必要なのは3,000LSPです。

1,500LSPのちょうど倍。つまり、ここまで歩いてきた距離をもう一度そのまま歩いたところに、次の段があります。

ここが分かると、制度の見え方が変わります。1,500LSPはJALグローバルクラブの入口であって、スターグレードの側から見れば6段ある階段の3段目でしかありません。上には4段目も5段目もあります。

さらに上、6,000LSPのJGCファイブスターまで来ると、ためたマイルを家族に引き継げるようになります。自分が使い切れなかったものを次の人に渡せる、ということです。無期限とセットで考えると、この2つは同じ方向を向いた特典になっています。長く持てるようにして、最後は誰かに渡せるようにする。

スターグレードとマイルの扱い

グレード 必要なLSP ためたマイルの有効期限 家族へのマイル継承
JMBエリート 250 5年
JGCスリースター 1,500 5年
JGCフォースター 3,000 無期限
JGCファイブスター 6,000 無期限 できる

スターグレードは全部で6段あります。この表はそのうち、マイルの有効期限の扱いが切り替わる4段を並べたものです。

JGCへの入会には、1,500LSP以上に加えて対象のJALカードを本会員として持っていることが必要です。JMBエリートも同じく、対象のJALカードの本会員であることと、特典の申し込みが条件になります。

1,500から3,000までは、国内線と国際線で理屈が正反対

次の段を目指すと決めたとき、いちばん先に押さえるべきなのが積算の違いです。

区分 積算のルール 距離の影響
JALグループ国内線 1搭乗につき5LSP まったく関係ない
JAL国際線 1,000区間マイルごとに5LSP そのまま効く

国内線は、羽田から伊丹に飛んでも5LSP、羽田から石垣まで飛んでも5LSPです。距離は一切関係ありません。だから国内線では、遠くへ行くほど得という発想が通用しません。

国際線は逆で、距離がそのまま効きます。長い路線を1本飛ぶだけで、国内線を何回も重ねたのと同じところまで届きます。

同じLSPという名前のポイントなのに、稼ぎ方の理屈が正反対です。ここを混ぜて考えると、自分に合わないルートを選ぶことになります。

そして、乗ることだけが道ではありません。JALカードの決済でも、JAL Payでも、電気やガスや通信のような日常のサービスでも積み上がっていきます。飛べない時期があっても歩みが止まらないのは、この制度の大きな救いです。

1,500LSPは、あなた1人分の資格ではない

意外と知られていないことを1つ。

本会員が1,500LSPに届いていれば、生計を同じくする家族は、その人自身のLSPがいくつであっても家族会員として入会できます。 対象は配偶者、両親、18歳以上の子です。

つまり、積み上げた1,500LSPは1人分の資格ではありませんでした。ここを知らないまま、家族の分も別に積もうとしている方は少なくありません。

急ぐ必要はない。LSPに有効期限はないから

Life Statusポイントには有効期限がありません。JALマイレージバンクを退会しない限り、生涯たまり続けるポイントです。

だから、今年中に3,000LSPへ、という話ではありません。今年動かなくても、来年動かなくても、積み上げたものは1LSPも減りません。

そのうえで、終点をどこに置くかだけは考え直す価値があります。1,500LSPで終わりだと思って走った人は、着いたところで足を止めてしまいます。でも階段は、まだ上へ続いています。

上のグレードを目指すと決めるのも、ここで十分だと決めるのも、どちらもまっとうな選択です。大事なのは、決める材料を持っているかどうかです。持たないまま何となく走り続けるのと、地図を見た上でここに留まると決めるのとでは、同じ場所に立っていても心持ちがまるで違います。

この階段は、全部登り切ることを求めていません。どこで足を止めても、積み上げた分はそのまま残ります。

出典

この記事の内容は、すべてJAL公式ページの記載にもとづいています。

2026年8月26日時点の記載内容です。JAL Life Statusプログラムは改定されることがあります。最新の内容は必ずJAL公式サイトでご確認ください。