ANA 100万ライフタイムマイルの特典は2つだけ|一生ラウンジは200万から、ただしSFC改定でPLUSへの道に
2026年10月時点の情報です。
「100万ライフタイムマイルで一生ラウンジが使える」という説明をよく見かけますが、ANAの公式の特典表ではそうなっていません。
結論を先に書くと、100万ANAライフタイムマイルで直接もらえる特典は2つだけで、ラウンジの生涯利用は200万からです。 ただし、2028年4月からのスーパーフライヤーズカード(SFC)の改定で、100万に届いた人は決済額に関係なくSFC PLUSになります。100万という数字は、年間300万円の決済の代わりになる、搭乗だけで届く道になりました。
100万ライフタイムマイルでもらえるもの
ANAのミリオンマイラープログラムで、100万ANAライフタイムマイルに届いたときの特典は次のとおりです。
| 特典 | 内容 |
|---|---|
| マイルの有効期限 | 持っているマイルが生涯失効しなくなる |
| SFCへの申し込み | いつでも申し込めるようになる(本来はダイヤモンドかプラチナの人だけに入会資格がある) |
| 記念のネームタグ | 届くが、上の2つの特典とは別の扱い |
特典として並んでいるのは、マイルの有効期限とSFCへの申し込みの2つです。
ラウンジの生涯利用は200万から、しかもANAグループ便だけ
ラウンジが生涯使えるようになるのは、200万ライフタイムマイルからです。しかも対象はANAグループ運航便に乗るときだけで、スター アライアンス加盟航空会社の運航便では対象外になっています。
| ライフタイムマイル | ラウンジ |
|---|---|
| 100万 | 生涯利用の特典は無い |
| 200万以上 | 生涯利用できる(ANAグループ運航便のみ。スター アライアンス加盟航空会社の運航便は対象外) |
「100万で一生ラウンジ」は正確ではありません。
SFC改定で変わった100万の意味:決済額に関係なくPLUS
2028年4月から、SFCは年間の決済額によってSFC PLUSとSFC LITEに分かれます。その中で、100万ANAライフタイムマイルに届いている人は、決済額に関係なくSFC PLUSになります。
| 項目 | 100万ANAライフタイムマイルに届いている人 |
|---|---|
| SFCの区分 | 決済額に関係なくSFC PLUS |
| スター アライアンスのステイタス | ゴールドのまま |
| 新規入会の場合 | 新規入会者は一律LITEからだが、100万到達者はその例外 |
| 家族カード | 本会員と同じサービス |
| 毎年5,000マイル | 決済額300万円以上の人だけ(100万でPLUSになった人も同じ) |
以前のSFCには毎年の決済額の条件が無く、プラチナを1年取って入会すれば済んだため、100万ライフタイムマイルの価値は、マイルが無期限になることが中心でした。制度が変わった今は、300万円の決済とは別に、搭乗だけでPLUSに届く道として意味を持つようになっています。
ライフタイムマイルは2種類ある。数えるのはANAのほう
ライフタイムマイルには2種類あります。
| 種類 | 数えるもの | 100万に届いたとき |
|---|---|---|
| ANAライフタイムマイル | ANAグループ便の搭乗 | 上の特典・SFC PLUSの条件の対象 |
| ライフタイムマイル(ANA+パートナー航空会社) | 提携他社の便も合わせた搭乗 | もらえるのはネームタグのみ |
特典もPLUSの条件も、数えるのは「ANAライフタイムマイル」です。ANAのウェブサイトにログインして「ご利用実績照会」でライフタイムマイルを見るときは、表示されている数字がどちらなのかを分けて確認してください。100万までの距離を測るのは、ANAライフタイムマイルのほうです。
ライフタイムマイルの数え方
ライフタイムマイルは、乗った区間の「区間基本マイレージ」の合計です。区間基本マイレージは、空港と空港の間の距離にあたる数字です。
そのため、プレミアムポイント(PP)とは考え方がまったく違います。どの運賃で買ったか、どの予約クラスか、積算率がいくつかは関係なく、飛んだ距離がそのまま入ります。例外は、マイル積算の対象外の運賃で乗った便で、これはライフタイムマイルにも入りません。
また、ライフタイムマイルは1997年4月1日以降の実績で数えられています。それより前の搭乗は入っていません。
数え漏れが起きやすい2つのケース
距離を飛んだのに数字に残っていない、という数え漏れが起きることがあります。
| ケース | 扱い |
|---|---|
| ANAの特典航空券で乗った便 | ライフタイムマイルに入る。ただし自動では入らず、搭乗後6か月以内に「事後登録」が必要 |
| ANAのマイルで取った提携他社便の特典航空券 | 事後登録しても入らない |
| 他社のマイルで取ったANA便の特典航空券 | 事後登録しても入らない |
| ANA便を他社のマイレージに積算した搭乗 | 入らない |
特に見落としやすいのは特典航空券です。特典で乗ったからマイルは関係ないと思って、そのままにしていないか確かめておきましょう。直近6か月の間にANAの特典航空券で乗った便があれば、ご利用実績照会でライフタイムマイルに入っているかを確かめ、入っていなければ事後登録をしましょう。6か月を過ぎると登録できなくなります。
あと何往復で届くか:割り算で出せる
100万までの残りは、簡単な割り算で目安が出せます。
- 100万から、今のANAライフタイムマイルを引く(残りの距離)
- 残りを、よく乗る路線の往復の区間基本マイレージで割る
- 割り切れないときは切り上げる
残りが10万ライフタイムマイルの場合の例です。
| 路線 | 区間基本マイレージ | 10万に届く往復数 |
|---|---|---|
| 東京⇔沖縄 | 片道984マイル(往復1,968マイル) | 51往復(100,000÷1,968=50.8) |
| 東京⇔ホノルル | 往復7,662マイル | 14往復 |
| 東京⇔ニューヨーク | 往復13,478マイル | 8往復 |
これはどの路線がよいという話ではなく、計算の例です。自分がふだん乗る路線の距離で割ってみてください。運賃は時期によって変わるため、ここでは費用には触れていません。
残りが数万から十数万で、この先も長距離を飛ぶ予定がある人にとっては、100万ライフタイムマイルが300万円の決済とは別の道になります。逆にまだかなり遠い人は、無理に目指す必要はありません。スター アライアンス・ゴールドを残す道はほかにもあります。詳しくはSFC LITEでもスターアライアンス・ゴールドを残す4つの道で整理しています。
自分がPLUSとLITEのどちらになりそうかは、判定シミュレーターで確かめられます。
動画で見る
出典
2026年10月6日時点で確認した記載内容です。ANAマイレージクラブ・SFCの制度は改定されることがあります。最新の内容は必ずANA公式サイトでご確認ください。