CHIKATABI

公開 2026-10-12

ANA 100万ライフタイムマイルの特典は2つだけ|一生ラウンジは200万から、ただしSFC改定でPLUSへの道に

2026年10月時点の情報です。

「100万ライフタイムマイルで一生ラウンジが使える」という説明をよく見かけますが、ANAの公式の特典表ではそうなっていません。

結論を先に書くと、100万ANAライフタイムマイルで直接もらえる特典は2つだけで、ラウンジの生涯利用は200万からです。 ただし、2028年4月からのスーパーフライヤーズカード(SFC)の改定で、100万に届いた人は決済額に関係なくSFC PLUSになります。100万という数字は、年間300万円の決済の代わりになる、搭乗だけで届く道になりました。

100万ライフタイムマイルでもらえるもの

ANAのミリオンマイラープログラムで、100万ANAライフタイムマイルに届いたときの特典は次のとおりです。

特典 内容
マイルの有効期限 持っているマイルが生涯失効しなくなる
SFCへの申し込み いつでも申し込めるようになる(本来はダイヤモンドかプラチナの人だけに入会資格がある)
記念のネームタグ 届くが、上の2つの特典とは別の扱い

特典として並んでいるのは、マイルの有効期限とSFCへの申し込みの2つです。

ラウンジの生涯利用は200万から、しかもANAグループ便だけ

ラウンジが生涯使えるようになるのは、200万ライフタイムマイルからです。しかも対象はANAグループ運航便に乗るときだけで、スター アライアンス加盟航空会社の運航便では対象外になっています。

ライフタイムマイル ラウンジ
100万 生涯利用の特典は無い
200万以上 生涯利用できる(ANAグループ運航便のみ。スター アライアンス加盟航空会社の運航便は対象外)

「100万で一生ラウンジ」は正確ではありません。

SFC改定で変わった100万の意味:決済額に関係なくPLUS

2028年4月から、SFCは年間の決済額によってSFC PLUSとSFC LITEに分かれます。その中で、100万ANAライフタイムマイルに届いている人は、決済額に関係なくSFC PLUSになります。

項目 100万ANAライフタイムマイルに届いている人
SFCの区分 決済額に関係なくSFC PLUS
スター アライアンスのステイタス ゴールドのまま
新規入会の場合 新規入会者は一律LITEからだが、100万到達者はその例外
家族カード 本会員と同じサービス
毎年5,000マイル 決済額300万円以上の人だけ(100万でPLUSになった人も同じ)

以前のSFCには毎年の決済額の条件が無く、プラチナを1年取って入会すれば済んだため、100万ライフタイムマイルの価値は、マイルが無期限になることが中心でした。制度が変わった今は、300万円の決済とは別に、搭乗だけでPLUSに届く道として意味を持つようになっています。

ライフタイムマイルは2種類ある。数えるのはANAのほう

ライフタイムマイルには2種類あります。

種類 数えるもの 100万に届いたとき
ANAライフタイムマイル ANAグループ便の搭乗 上の特典・SFC PLUSの条件の対象
ライフタイムマイル(ANA+パートナー航空会社) 提携他社の便も合わせた搭乗 もらえるのはネームタグのみ

特典もPLUSの条件も、数えるのは「ANAライフタイムマイル」です。ANAのウェブサイトにログインして「ご利用実績照会」でライフタイムマイルを見るときは、表示されている数字がどちらなのかを分けて確認してください。100万までの距離を測るのは、ANAライフタイムマイルのほうです。

ライフタイムマイルの数え方

ライフタイムマイルは、乗った区間の「区間基本マイレージ」の合計です。区間基本マイレージは、空港と空港の間の距離にあたる数字です。

そのため、プレミアムポイント(PP)とは考え方がまったく違います。どの運賃で買ったか、どの予約クラスか、積算率がいくつかは関係なく、飛んだ距離がそのまま入ります。例外は、マイル積算の対象外の運賃で乗った便で、これはライフタイムマイルにも入りません。

また、ライフタイムマイルは1997年4月1日以降の実績で数えられています。それより前の搭乗は入っていません。

数え漏れが起きやすい2つのケース

距離を飛んだのに数字に残っていない、という数え漏れが起きることがあります。

ケース 扱い
ANAの特典航空券で乗った便 ライフタイムマイルに入る。ただし自動では入らず、搭乗後6か月以内に「事後登録」が必要
ANAのマイルで取った提携他社便の特典航空券 事後登録しても入らない
他社のマイルで取ったANA便の特典航空券 事後登録しても入らない
ANA便を他社のマイレージに積算した搭乗 入らない

特に見落としやすいのは特典航空券です。特典で乗ったからマイルは関係ないと思って、そのままにしていないか確かめておきましょう。直近6か月の間にANAの特典航空券で乗った便があれば、ご利用実績照会でライフタイムマイルに入っているかを確かめ、入っていなければ事後登録をしましょう。6か月を過ぎると登録できなくなります。

あと何往復で届くか:割り算で出せる

100万までの残りは、簡単な割り算で目安が出せます。

  1. 100万から、今のANAライフタイムマイルを引く(残りの距離)
  2. 残りを、よく乗る路線の往復の区間基本マイレージで割る
  3. 割り切れないときは切り上げる

残りが10万ライフタイムマイルの場合の例です。

路線 区間基本マイレージ 10万に届く往復数
東京⇔沖縄 片道984マイル(往復1,968マイル) 51往復(100,000÷1,968=50.8)
東京⇔ホノルル 往復7,662マイル 14往復
東京⇔ニューヨーク 往復13,478マイル 8往復

これはどの路線がよいという話ではなく、計算の例です。自分がふだん乗る路線の距離で割ってみてください。運賃は時期によって変わるため、ここでは費用には触れていません。

残りが数万から十数万で、この先も長距離を飛ぶ予定がある人にとっては、100万ライフタイムマイルが300万円の決済とは別の道になります。逆にまだかなり遠い人は、無理に目指す必要はありません。スター アライアンス・ゴールドを残す道はほかにもあります。詳しくはSFC LITEでもスターアライアンス・ゴールドを残す4つの道で整理しています。

自分がPLUSとLITEのどちらになりそうかは、判定シミュレーターで確かめられます。

判定シミュレーターを使う

動画で見る

出典

2026年10月6日時点で確認した記載内容です。ANAマイレージクラブ・SFCの制度は改定されることがあります。最新の内容は必ずANA公式サイトでご確認ください。